巨人・金城が引退 DeNAからFA移籍、00年首位打者、新人王

[ 2015年10月18日 16:25 ]

4月15日の古巣DeNA戦の7回2死一、二塁、巨人・金城は決勝右越え3ランを放ちベンチを指さす

 巨人は18日、金城龍彦外野手(39)の引退を発表した。同選手は今季フリーエージェント(FA)でDeNAから移籍、36試合に出場、90打数21安打1本塁打10打点、打率・233だった。

 4月15日には古巣のDeNA戦で決勝3ランを放ち、“恩返し”をしたが、この一打が現役最後の本塁打となった。5月3日には代打で決勝2点二塁打を放つ活躍を見せた。6月10日の日本ハム戦を最後に1軍出場がなかった。

 金城は近大付から住友金属(現新日鉄住金)を経て1998年ドラフト5位で横浜(当時)に入団、直後に投手から野手転向し、プロ2年目の2000年に首位打者、新人王、05、07年にはゴールデングラブ賞に輝いた。巧打のスイッチヒッターとして17年間にわたってプレーし、1892試合に出場、1648安打、104本塁打、通算打率は・278だった。

 また、隠善智也外野手(31)に来季の選手契約を結ばないことを通知したことも発表された。同選手は広島国際学院大から06年育成ドラフト4位で入団、今季は3試合に出場した。

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