内川、連夜のV打に「気分は最高」指揮官も「さすがキャプテン」

[ 2015年10月15日 21:46 ]

<ソ・ロ>6回2死二塁、李大浩の右前適時打で生還した内川(右)を笑顔で出迎える工藤監督

パ・リーグCSファイナルS第2戦 ソフトバンク6―1ロッテ

(10月15日 ヤフオクD)
 ソフトバンクの4番・内川が連夜の決勝打でロッテを粉砕した。1―1で迎えた6回2死一、二塁から、左中間を破る2点適時二塁打。さすがの勝負強さを見せつけた。

 「気分は最高です。こんな気持ちいいことはない」。お立ち台で少しだけ表情を緩めたチームの主将は「なかなかチャンスがつくれない中、ピッチャーが頑張ってくれていたので、何とか早いうちに援護点をという気持ちがあった。久しぶりのチャンスだったので、ここで打つしかないと思っていた」と胸を張った。

 前夜の第1戦では2―2の延長10回、1死満塁から右前にサヨナラ打を放った。「レギュラーシーズン中になかなか思うようにいかない期間が長かったので、その思いをクライマックス、日本シリーズで全部払しょくしてやろうという思いでやっている」。

 連勝でアドバンテージを含めて3勝、日本シリーズ進出に王手をかけた。だが、内川は「あと1勝するまでは100%ではないので、チーム全体でもう一つ、絶対に勝つというつもりでやっていきたい」。気持ちに緩みはない。

 そんな頼もしい主将に工藤監督は「さすがキャプテン、きのうに続いてすごいところで打ってくれた。あれでみんなが楽になった」と称賛。「あの後、続いたっていうのも、キャプテンがあそこで1本出たというところが非常に大きかった」と6回に一挙5点を奪った猛攻を笑顔で振り返っていた。

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