盗塁王と阻止率1位捕手の攻防 明暗分けたカウント3―1

[ 2015年10月13日 10:40 ]

<日・ロ>5回無死一塁、打者・田中の時、田村が中島の二盗を阻止

パ・リーグCSファーストS第3戦 ロッテ2-1日本ハム

(10月12日 札幌D)
 リーグの盗塁王と盗塁阻止率No・1捕手の攻防。スリリングな戦いをロッテ・田村が制した。

 同点の5回無死。今季34盗塁で初の盗塁王に輝いた一塁走者の中島は、3ボール1ストライクからの5球目にスタートを切った。左打席の田中が真ん中140キロ直球を見逃したことで、田村は絶好の送球を二塁へ送って盗塁を阻止した。「あの盗塁を刺せたのは大きい。(田中)賢介さんが3―1から振らなかった。左打者がスイングしていれば投げにくい」。12球団最高の盗塁阻止率・429を誇る田村は振り返った。一方で「スタートは悪くなかった」という中島は「フルカウントなら自動的にスタートを切れる。だから賢介さんは見逃したのだと思う」と盗塁のタイミングを見誤ったことを悔しがった。

 今季、中島の7度の盗塁死のうち田村は3度刺した。一方で4盗塁を許すなどレギュラーシーズンではほぼ互角だった。初回、3回に中島が出塁した際も、マウンドの涌井が再三の巧みなけん制球で足止めした。打者との勝負はフルカウントから、と3―1から直球を要求した田村。ロッテはバッテリーで日本ハム自慢の機動力を封じた。

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