レアード 興奮!同点打 本塁打じゃないけど出た“寿司握りポーズ”

[ 2015年10月12日 05:30 ]

<日・ロ>試合後、寿司店でもらった鉢巻きを締め、“特大握り”にかぶりつくレアード

パ・リーグCSファーストS第2戦 日本ハム4-2ロッテ

(10月11日 札幌D)
 本塁打ではなくても、思わず恒例のポーズが飛び出した。8回1死一、三塁。日本ハム・レアードが中越えに同点打を放った。二塁ベースに到達すると、右手の2本の指を興奮気味にバシバシと左手に叩き付ける。歓喜の「寿司を握るポーズ」。スタンドも一気に盛り上がった。

 「(ファンの)熱気が伝わってきた。自分では今まで通り、勝負どころで強い打者だと思ってるからね」。お立ち台では「スシダイスキ」と書かれた黄色いTシャツ姿。頭には、行きつけの寿司店で主人から渡された鉢巻きを巻いていた。今や「寿司キャラ」はすっかり定着。客席には寿司形クッションを持ったファンも数多くおり、レアードは「自分のトレードマーク。寿司のコスチュームの人までいてビックリだよ。浸透してうれしいね」と喜びを隠さない。

 第1戦に続いてマルチ安打をマーク。好調の助っ人は「マダマダ、アキラメナイ」と日本語で話して大きな拍手を浴びた。大好きな寿司は食べ過ぎ気味で「若干飽きてきた」と笑ったが、勝利のためにこれからも「握る」つもりだ。

 ▼日本ハム・杉谷(5回に得点につながる二盗)いちかばちかと腹をくくった。何とか流れを変えようという気持ちだった。

 ▼日本ハム・中島(5回に適時打)あの打席は集中していた。同点にできたのは個人的にも成長している。

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