広島・東出 現役引退「失敗したことしか覚えていない」

[ 2015年10月9日 05:30 ]

広島の東出

 広島は8日、東出輝裕内野手兼2軍野手コーチ補佐(35)が今季限りで現役引退すると発表した。10日に引退会見を開く。

 敦賀気比(福井)から98年ドラフト1位で入団。08、09年に二塁手でベストナインに選ばれるなど、走攻守で低迷期のチームを支えた。13年2月に、左膝前十字じん帯を断裂する大ケガ。以降3年間は1軍出場がなく、今季からは2軍の指導陣に加わった。大野練習場で取材に応じた東出は「ケガした時点で引退するべきだった。失敗したことしか覚えていない」と語った。17年間で通算1492試合出場、打率・268、12本塁打、262打点、143盗塁。

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2015年10月9日のニュース