50歳1カ月…涙のラスト登板 山本昌「いい野球人生でした」

[ 2015年10月7日 21:48 ]

<広・中>10勝目を挙げた若松(右)とガッチリ握手する山本昌

セ・リーグ 中日3―0広島

(10月7日 マツダスタジアム)
 今季限りで現役を引退する中日の山本昌(本名・山本昌広)投手(50)が7日、マツダスタジアムで行われた広島戦で50歳1カ月26日で先発。現役ラスト登板を終えた。試合は中日が3―0で完封勝ちし“引退試合”に花を添えた。

 この日出場選手登録され、シーズン最終戦に先発登板。予定通り打者1人だけに対した山本昌は、丸を3球で二ゴロに仕留めて降板。自身が49歳11カ月29日でマークした最年長登板、最年長出場、最年長先発のプロ野球記録を塗り替えて32年間のプロ生活に終止符を打った。

 「最後にこのような舞台を用意していただき、ありがとうございます。最後は自分も真剣勝負ができたし、丸選手も真剣勝負してくれたのでうれしかったです」。投球後、チームメート、谷繁監督らの労いに涙ぐんだ山本昌。マウンド上で広島・新井から花束を受け取り、敵地スタンドの大歓声と拍手に送られ、最後はグラウンドに一礼してベンチ裏に消えた。ベンチ前では美智子夫人が花束を渡し、夫の涙をそっと拭う姿も見られた。

 試合後、三塁側ブルペンでチームメートらの手によって胴上げされた球界の“レジェンド”左腕は「いい野球人生でした」と締めくくった。

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