マーリンズ 低迷脱出に向け本拠地改造へ フェンスを低く手前に

[ 2015年10月7日 09:30 ]

マーリンズの本拠地マーリンズ・パーク (AP)

 マーリンズのデービッド・サムソン球団社長(47)は6日、本拠地マーリンズパークのフェンスに手を加え、本塁打を出やすくする考えを明らかにした。

 2012年に開場したマーリンズパークはこれまでの4年間で、総本塁打数がメジャー全30球団中29位の412本と投手有利のピッチャーズパーク。また、マーリンズは同球場で開場以来、157勝167敗と成績は振るわない。

 サムソン球団社長は「この球場でどのように戦うべきかの分析を重ね、試合に勝利するにはフェンスに手を加えることだと思うに至った」と述べ、具体的にどの程度かは不明だが、来季の開幕までにフェンスを低くし、手前に移動させる構えを見せた。

 現在、マーリンズパークのフェンスの高さは左翼から左中間、右中間から右翼がそれぞれ3・5メートル、中堅が4メートルで、広さは左翼104・9メートル、中堅127・4メートル、右翼が102・1メートルとなっている。

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