斎藤隆、引退試合前に1軍合流「特別な日だけど不思議なほど冷静」

[ 2015年10月4日 15:36 ]

イーグルスドームには斎藤隆の写真パネルや青木ら選手から届いた花輪を展示された

 楽天の斎藤隆投手(45)が4日、引退試合を前に1軍練習に合流した。練習前には球団職員らからの花束贈呈、拍手での送り出しに少し目を潤ませたが、グラウンドに姿を見せると「特別な日だけど、不思議なほど冷静」と笑顔で報道陣に対応した。

 生まれ故郷・仙台でユニホームを脱ぐ右腕は「今までお世話になった方々に感謝の気持ちを持って過ごす日」と引退試合を位置づけ、チームメートだけでなく、ソフトバンク・工藤監督や横浜時代の同僚である内川らにもあいさつをしてまわった。

 この日は9回に登板予定で、対戦したい打者に「空気が読めるバッター」と答え、周囲を笑わせた。

 また、コボスタ宮城に隣接するイーグルスドームでは斎藤の野球人生を振り返る企画展が開催され、少年時代からの写真や東北高校、横浜、ドジャースなど、数々のユニホームを展示。会場内には横浜の同期入団、三浦大輔投手や楽天でともに戦った田中将大投手のほか、石井一久氏や高津臣吾氏、黒田博樹投手など、メジャーでともに戦った選手らからも花輪が届いた。

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2015年10月4日のニュース