元メッツのスター選手 フライト中の心臓発作から回復へ

[ 2015年10月4日 14:58 ]

元メッツのラスティ・スタウブ氏 (AP)

 メッツは3日、同球団でスター選手として活躍したラスティ・スタウブ氏(71)が飛行機の搭乗中に起こした心臓発作から回復に向かっていることを明らかにした。

 スタウブ氏は先週、アイルランドからニューヨークへ向かうフライトで心臓発作を発症。飛行機は一度、アイルランドへと引き返し、同氏は現地の病院で治療を受けていたが、メッツによると現在は「安定状態」とのこと。

 外野手として70年代と80年代に計9年間メッツでプレーしたスタウブ氏は23年間の現役生活で通算2951試合に出場して打率2割7分9厘、292本塁打、1466打点をマーク。オールスターにも6度選出され、エクスポズ(現ナショナルズ)時代の背番号「10」は永久欠番となった。

 殉死したニューヨークの警官や消防士の家族のために基金を立ち上げるなど、社会貢献にも熱心なスタウブ氏は、米メディアによるとメッツファンからいまだに根強い人気があるという。

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