ロッテ ヒヤヒヤCSへM1 伊東監督苦笑い「金縛り」拙攻

[ 2015年10月4日 05:30 ]

<ロ・楽>大嶺祐(右)とハイタッチする伊東監督

パ・リーグ ロッテ2-0楽天

(10月3日 QVC)
 ロッテが苦しみながら2年ぶりのCS進出に王手をかけた。勝利を意識するあまり、チャンスで1本が出なかった。

 初回に重盗が決まって1死二、三塁としたが無得点。3回1死二、三塁、4回2死満塁も逸した。8回に奪った2点も鈴木の押し出し四球と相手失策によるもので、適時打0による勝利だった。この状況を「金縛り」と表現した伊東監督は「余計な力が入ってガチガチになっている。ケガ人が相次いでるし、経験が浅い選手が多いからね」と苦笑いを浮かべた。

 CS切符を目の前に、主力の負傷離脱が止まらない。チーム最多73打点のクルーズが1日の日本ハム戦(札幌ドーム)で右太腿裏を肉離れ。角中は左手薬指と小指の骨折、抑えの西野は左足甲骨折で戦列を離れた。この日は清田と井口が前日の負傷により欠場した。

 満身創痍(そうい)の状態だからこそ、チーム一丸で戦う。この日は打線を投手陣がカバー。大嶺祐、大谷、内で零封リレーを完成した。3勝目を挙げた大谷は9月22日に右内転筋肉離れから復帰したばかり。5セーブ目の内も右足首の故障で1軍合流は8月下旬だった。「角中も清田もクルーズも悔しいはず。僕も長い間いなかったので、西野が戻ってくるまで頑張る」と言い切った。

 残り3試合で1勝すれば3位が決まる。伊東監督は「こういう厳しい状況はむしろ好き。やりがいがある」と笑った。逆境を乗り越えてこそ5年ぶりの「下克上」が見えてくる。 (重光 晋太郎)

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