慶大 六大学史上初3連発 ドラフト候補そろい踏み

[ 2015年10月4日 05:30 ]

<東大・慶大>8回に史上初の3者連弾を放った(左から)横尾、谷田、山口

東京六大学野球第4週第1日 慶大5―1東大

(10月3日 神宮)
 1回戦2試合が行われ、慶大は東大を5―1で下して先勝した。8回、今秋ドラフト候補の横尾俊建内野手、谷田成吾外野手(ともに4年)に加え、山口翔大内野手(3年)がリーグ史上初となる3者連続本塁打をマークした。第1試合では早大の小島和哉投手(1年)が6回2失点と好投し、立大に4―2で勝利した。

 前日にヤクルトが歓喜した神宮で、慶大が歴史的偉業を達成した。90周年を迎えたリーグで、史上初となる3者連続アーチ。チームは今季6戦で計14発と本塁打を量産しており、口火を切った横尾は「これが今年の慶応。フルスイングを貫いた結果」と胸を張った。

 0―0の8回。山本泰の左翼線適時三塁打で均衡を破ると、2死三塁から3番・横尾が柴田の直球を捉え、3戦連発の4号2ランを左翼席に叩き込む。それを見ていた4番・谷田は、5番・山口に「センター前を狙っていくぞ」と宣言していたが、代わった3番手・川口の初球をフルスイング。右翼席へ4号ソロを放り込んだ。

 ドラフト候補2人の競演に山口は「谷田さん、言ってること違うなと思った」と苦笑いしたが「僕も狙っていいのかな」と発奮した。桐光学園時代は通算18発。今夏のオープン戦でチーム3冠と好調をキープし、今秋レギュラーをつかんだ男は8球目を捉え、右翼席へ2戦連発のソロで続いた。試合後はクリーンアップが並んで取材に応じ、横尾に「絶対にホームラン狙ってると思った」といじられた山口が「おいしいところ持ってった」と応戦するなど、笑顔があふれた。

 これで谷田は歴代14位タイの通算14本塁打で現役最多を更新。横尾も通算12号で、打点を現役トップの61に伸ばした。それでも谷田は「どっちかが打てればそれでいい」と笑った。慶大は現在明大と並んで勝ち点2。3季ぶりのリーグ優勝だけを見据えている。 (松井 いつき)

 ▼東大・浜田一志監督 記録を献上してしまったのは悔しい。リベンジしたい。

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