青木は今季復帰せず 脳振とう後遺症「出場する状態ではない」

[ 2015年10月3日 09:24 ]

 ジャイアンツのボウチー監督は2日、頭部死球による脳振とうの後遺症で戦列を離れている青木宣親外野手について「試合に出場する状態ではない」と話し、4日に終了するレギュラーシーズンの残り試合で復帰しないことを明らかにした。

 青木は1日にピッツバーグで脳の専門医による再検査を受けていた。ボウチー監督は「順調だが回復は90パーセントの段階」と説明した。

 8月9日に頭部に投球を受け、9月に入って脳振とうの後遺症を訴えた。専門医の診断に従ったリハビリメニューに取り組み、9月下旬には打撃練習を再開したが、青木も「(今季の)試合には出ない」と話した。

 大リーグ4年目の今季は死球による故障が重なって93試合の出場にとどまり、打率2割8分7厘、5本塁打、26打点、14盗塁の成績。(共同)

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2015年10月3日のニュース