【金本知憲氏 アニキのなんでも相談室】緊張ほぐす近道は“準備”

[ 2015年10月2日 18:37 ]

 【相談】あがり症です。緊張しない、いい方法を教えてください。(西宮市 女性)

 【意見】実は、僕もあがり症なんです。たくさんの人の前で発言したり、何かをやるときには思わず赤面したり、自分の思ったことが言えなかったりします。面白いことに、いきなりしゃべらされると、パニックになることもあります。ですから、あなたの気持ちはよくわかります。

 ただ、対策はあると思います。緊張するような場面がある前には、準備をしておくことが良いと思います。例えば何か、集まりがあったとしましょう。そこで発言しないといけなかったり、発言する可能性がある場合には事前に“何を話そうかと”考えておくことが良いと思います。その準備が大切です。

 逆に、いきなり意見や、言葉を求められた場合は緊張しますよね。ですから事前に想定して考えておくことをオススメします。しかし、いくら準備をしても緊張することもあるでしょう。その対策は一つ。場面に慣れるしかないと思います。

 慣れる場面がなければ自分で練習するしかないでしょうね。いろいろな場面を想定して話をする練習。先ほども言いましたけど、僕もあがり症です。しかし、周りの人からは、まったく緊張しない人だと思われることが多いんです。

 実際、現役時代は打席でも、守っていても緊張することが数多くありました。ただ、野球の場合ではある程度、緊張するからこそ良い結果が生まれることもあるんです。一概に緊張することがダメなことではないとも感じます。

 あがらない人っていますかね?あがる人の方が多いと思いますよ。“あがる人の方が多いんだ”と思えば少しは気持ちも楽になるかもしれませんよ。また、本当は心の中でドキドキしているのに、そういう態度が表に出ない人もいますよね。だから立ち居振る舞いも大切かもしれません。

 僕も、実はドキドキしているのに打席では相手投手に悟られないようにと考えていました。周りからの印象は人それぞれで違いますからね。堂々としている人を見ると“この人は緊張しないんだろうな”と、うらやましく思ったこともありました。しかし、その当事者に聞くと“緊張した”と言っていたこともありました。

 ですから、あなたと同じように緊張している人は周りにも大勢いますよ。それが、当たり前だと思えば気が楽になると思います。頑張って下さいね。(金本 知憲=本紙評論家)

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