球界最年長の山本昌 今季限りでの引退発表「とってもすっきりしています」

[ 2015年9月26日 06:02 ]

現役引退を決めた中日の山本昌

 プロ野球最年長の中日・山本昌投手(50)が25日、自身の公式ホームページで今季限りの引退を発表した。

 「決断しました」としたタイトルで、「今シーズン限りでユニホームを脱ぐことを決めました」とし「8月の登板で故障して以来、どうするべきか悩みに悩みましたが、きのうチームの今季本拠地最終戦でナゴヤドームに行き、若返りを推進しているドラゴンズの現状を目の当たりにして、ボクが残ったらダメだと強く感じ、引退を決めました」と悩んだ末の引退を決意したことを報告した。

 すでに25日、中日の白井オーナーには報告したという。

 山本昌は、以前に落合博満GMから現役を続行するかどうかについて、一任されていることを明かしていたが「やるかやらないかを決めるのではなく、だれもやめろとは言わないので、自分で決断しなさいという意味だったのだと、今は理解しています」つづっている。

 今季は、3月に教育リーグで右膝を故障したが、リハビリを経て6月中旬に実戦復帰。2軍戦7試合に登板し、防御率は2・36。8月9日に1軍で登板したが、投球中に左人さし指を痛めて1回0/3、22球で降板してしまった。

 勝利を挙げればジェイミー・モイヤーが持つ49歳180日の大リーグ記録を超える「世界最年長勝利」の達成とあり「実現できなかったのは残念ですが、ボク自身は心を決めた今、とってもすっきりしています」としている。

 また、「とにかく、ファンのみなさんのご声援がなければ一歩たりとも進めなかった32年間でした。感謝、という言葉しか、思いつきません。こんな幸せな野球人生は、生まれ変わっても二度と送れないでしょう」とファンに感謝していた。

 「世界最年長勝利」は達成できなかったが、通算32年間のプロ野球生活で580試合に登板し219勝165敗を記録。3度の最多勝など5つのタイトルを記録、2006年9月16日の阪神戦では、41歳1カ月というプロ野球史上最年長ノーヒットノーランも達成した。

 誰よりも長いプロ野球選手生活で、いくつもの記録を刻んできたレジェンド。記憶にも記録にも名を残して、自ら選手生活に終止符を打った。

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