均衡破るV打の坂本に原監督「これぐらいはできますよ」

[ 2015年9月22日 17:47 ]

<巨・神>6回1死二塁、坂本は左越えに先制の適時二塁打を放つ

セ・リーグ 巨人3―0阪神

(9月22日 東京D)
 巨人・坂本のバットが均衡を破ったのは6回だった。5回まで互いにゼロ行進。この回、先頭の立岡が内野安打で出塁し、続く片岡がバントで送って1死二塁とすると、直球を叩いて左翼フェンス直撃の二塁打を放ち、先制の走者を迎え入れた。

 1、2打席目はともに二塁へのフライに終わっており、「それまで内容が悪いバッティングだったので、ああいう場面でいい打撃が出来て良かった。バッテリーがすごく頑張っていたので、まずは先制点という気持ちで、片岡さんもいい形でつないでくれたので還せて良かった」と安どの表情を見せた。

 チームが4―0で快勝した前日の中日戦では4打席に立ち、3打数無安打。凡打はいずれも外野へのフライだった。「なかなかバッティングの状態が上がってこないが、きょうみたいなああいう場面で結果をもっと出していきたい」という坂本。原監督は「(坂本は)これぐらいはできますよ。今まで本来のプレーを出していない。こういう時にチームを引っ張って攻守に渡ってやってもらいたい」と期待を寄せていた。

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2015年9月22日のニュース