楽天・大久保監督が辞意表明 Bクラス確定「残り試合に全力」

[ 2015年9月22日 16:22 ]

<ロ・楽>7回、ボールを手にマウンドに向かう大久保監督

パ・リーグ 楽天2―8ロッテ

(9月22日 QVCマリン)
 楽天の大久保博元監督(48)が22日、今季限りでの辞任を正式に表明した。

 チームはこの日、ロッテに2―8で敗戦し、今季のBクラスが確定。2年ぶりのクライマックス・シリーズ(CS)進出を逃し「このシーズンで責任を取ってユニホームを脱ぐことを正式に伝えます。選手、コーチには今(試合後)、言った」と話した。

 大久保監督は2012年に1軍打撃コーチとして楽天に入団。2軍監督、監督代行を経て今年から1年契約で監督に就任。しかし、昨季の最下位から巻き返しを図ったチームは下位に低迷し、8月末には「成績が悪ければ、現場で指揮を執っている者が責任を取るという覚悟でやっている」と辞意を固めていた。

 今シーズンについては「残り12試合を全力で戦い、5位、4位と1つでも上の順位を目指す」と最後まで指揮を執ることを明言。その上で「ファンには勝つよりも悔しい思いをさせた。申し訳ない」と成績不振を謝罪した。

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2015年9月22日のニュース