福良代行「情けない」 オリCS進出完全消滅、昇格案も白紙に 

[ 2015年9月22日 05:30 ]

<西・オ>3回で先発の近藤をあきらめたオリックス・福良監督代行

パ・リーグ オリックス0-7西武

(9月21日 西武プリンス)
 開幕前、優勝候補に挙げられたオリックスが、西武に0―7で敗れてリーグ最速でCS進出の可能性が完全消滅した。前日の楽天戦に続き、今季20度目の零封負け。今季を象徴するような大敗に、福良監督代行は「情けない。こういう試合をしていたら来年以降がね。二度とこのような試合がないようにやっていきたい」と肩を落とした。

 ブランコが右大腿二頭筋炎で出場選手登録を外れ、代わりに昇格した小田が3安打を放つ活躍を見せたが、打線はつながらなかった。134試合目でスタメンは122通り。続出した故障者や不調選手のやりくりで、いかに苦しんだかが分かる。

 6月2日の巨人戦から指揮を執っている福良監督代行も、当時から借金は5つ増えて20に。これまで球団では、福良監督代行の監督昇格案を温めていたが、現状では未定。今後は新監督招へいも視野に来季組閣人事に着手することになりそうだ。

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2015年9月22日のニュース