ヤクルト堅首!15安打10点で巨人粉砕!2位・阪神とは2差

[ 2015年9月19日 21:42 ]

<ヤ・巨>3回2死一、二塁、右越え3ランを放った雄平を出迎える真中監督

セ・リーグ ヤクルト10―4巨人

(9月19日 神宮)
 ヤクルトが15安打10得点で巨人に打ち勝ち首位の座を守った。2点ビハインドの3回に2死から怒とうの4連打で4点を奪って逆転。復帰2戦目のバレンティンが3安打2打点、雄平が4安打4打点と気を吐いた。2位・阪神がDeNAに敗れたため、ゲーム差は2に広がった。

 痛い1敗を喫した前夜同様、この日も巨人に先制を許した。だが、直後の2回、1死からバレンティンが左翼線二塁打、続く雄平が中前適時打を放ってすぐさま同点に追いついた。3回に2点を勝ち越されたが、流れを渡さない。その裏の攻撃、2死から、まずは山田が左前打で出塁すると、畠山が中前打で続いて一、三塁。バレンティンが左前適時打で1点を返すと、雄平が右越えに7号3ラン。4連打で一挙4点を奪って逆転した。

 1点差に詰め寄られて迎えた7回にはバレンティンの右翼線適時二塁打と、中村の右犠飛で2点を奪い突き放すと、8回には無死一、二塁から畠山が右翼ポール際にギリギリ飛び込む25号3ランでダメを押した。

 巨人は2回に加藤の右犠飛で先制するなど、序盤3回までに3点を奪い主導権を握りかけたが、先発・大竹が3回を7安打5失点の乱調でKO。その後の継投もヤクルト打線を止められなかった。「7番・三塁」でプロ初のスタメン出場となった岡本は5回、一時は1点差に詰め寄る左前適時打を放ったが、ルーキーの奮闘も勝利には結びつかなかった。

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