ソフトB ぶっちぎり連覇!1年目工藤監督、パ最速Vで歓喜

[ 2015年9月17日 21:37 ]

<ソ・西>初回1死一、二塁、内川の先制打に沸く松田らソフトバンクナイン

パ・リーグ ソフトバンク5―3西武

(9月17日 ヤフオクD)
 優勝へのマジックナンバーを「1」としていたソフトバンクが17日、西武を5―3で下し、2年連続17度目のパ・リーグ制覇を飾った。就任1年目の工藤公康監督(52)の下、貯金47、2位・日本ハムに14・5ゲーム差を付ける圧倒的な強さを発揮。9月17日の優勝決定は65年南海、95年オリックスの9月19日を上回るリーグ最速優勝となった。日本シリーズ進出を争うクライマックスシリーズ(CS)には10月14日に開幕するファイナルステージから出場し、2年連続7度目の日本一を目指す。

 地元・福岡のホークス・ファンがいきなり沸いた。ソフトバンクは初回1死一、二塁で4番・内川の中前適時打で先制。4回には松田の右中間ホームランテラス席に飛び込む34号ソロ、さらに長谷川の中越えソロと2者連続本塁打で2点を追加した。6回にも1死一、三塁で代打・吉村の遊ゴロが野選を誘い1点、明石の犠飛でリードを広げた。

 投げては武田が3点リードの5回、無死満塁のピンチを鬼崎の適時打による1点にしのぎ、7回を5安打1失点で12勝目。2点リードの9回は守護神・サファテが締め、今季127試合目で歓喜の瞬間を迎えた。

 残り16試合で貯金47のぶっちぎり連覇。就任1年目の工藤監督がこのまま、貯金40以上でシーズンを終えると、新監督では50年湯浅監督(毎日=貯金47)、02年伊原監督(西武=貯金41)に次ぎ3人目。 史上初50の大台も見えてきた。

 ▼内川 打ったのはまっすぐ。前回登板でやられているので、まずは先取点という気持ちで打席に入りました。

 ▼松田(4回に34号ソロ)打ったのはまっすぐ。1打席目が打てなかったので、打てて良かったです。

 ▼長谷川(4回に2号ソロ)打ったのはまっすぐ。甘い球をしっかりと打つことができました。

続きを表示

この記事のフォト

2015年9月17日のニュース