大竹 7回零封、正念場で久々連勝「今年に懸ける気持ちは強い」

[ 2015年9月13日 18:23 ]

<巨・D>5回1死一塁、宮崎の打球を好捕、併殺につなげた長野に礼を言う大竹

セ・リーグ 巨人3―0DeNA

(9月13日 東京D)
 108日ぶりの白星を挙げた8月29日の中日戦から中14日。巨人・大竹が安定感のあるピッチングでDeNA打線を3安打無四球無失点に封じ、今季4勝目を挙げた。自身の連勝は昨年4~5月に4連勝をマークして以来。苦しいシーズンだったが、大事な終盤で調子を取り戻し、お立ち台では「自分のすべてを出し切る気持ちで試合に臨んだ」と言葉を絞り出した。

 「目の前のバッターを1人1人打ち取ることだけを考えていた」。初回、先頭・荒波の二塁内野安打から2死三塁のピンチを招いたが、4番の筒香を外角高めの変化球で左飛に打ち取って脱出。5回1死一塁の場面では長野の好捕&好返球に救われた。

 昨季はシーズン終盤の9月に右肩違和感で離脱。チームに貢献できなかっただけに「今年に懸ける気持ちは強い」。原監督も「安定感があった」とたたえるベテラン右腕は、「絶対に優勝したいんで」と4万超のファンに約束した。

続きを表示

2015年9月13日のニュース