マエケン、単独トップ13勝目!球団ワースト22戦連続1桁安打なんの

[ 2015年9月13日 17:06 ]

<神・広>広島の先発・前田健

セ・リーグ 広島3―0阪神

(9月13日 甲子園)
 広島が3投手の完封リレーで首位・阪神に競り勝ち4連勝。先発の前田健は7回2安打無失点の好投で自身5連勝を飾り、ハーラー単独トップとなる13勝目を挙げた。

 広島は2回、先頭のエルドレッドが2試合連続本塁打となる16号ソロを放ち先制。不調の続く打線は、この日も8安打にとどまり、1959年に作った球団ワースト記録を56年ぶりに更新する22試合連続1桁安打となったが、その分を機動力で挽回。6回2死、打者・堂林の時に重盗を仕掛け、三走・菊池が生還して貴重な1点を追加すると、9回にも堂林の左前適時打で加点した。
 
 今季初の中4日での登板となった前田健は5回1死まで無安打投球。その5回に2安打を浴び2死一、二塁とされたが、ピンチの場面はここだけ。代打・坂を中飛に打ち取り切り抜けると、6、7回を3者凡退で料理。後を受けたヒース、大瀬良の零封リレーで勝利を呼び込んだ。

 阪神は前田健の前に打線が沈黙。2点を追う展開で、守護神・呉昇桓をマウンドに送る執念をみせたが実らず。首位争いが混とんとする中で、痛い3連敗となった。

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