オリックス谷「現実的に考えて無理だと…」今季4安打で引退決断

[ 2015年9月13日 05:30 ]

オリックスの谷

 今季限りで現役を引退することが明らかになったオリックスの谷佳知外野手(42)が12日、神戸市内で行われた2軍の練習に参加し、「球団と話し合い、最終的に自分で決めた」と語った。

 8年ぶりに古巣に復帰した昨季は2安打。今季も4安打で2軍暮らしが続いていた。通算2000安打まで残り73本で「このままいっても、現実的に考えて無理だと思った。(安打の)本数がいっていればやったが…」と大台に近づけない厳しい現実を受け止めた。

 くしくも同期入団で同じ47年会の中日・和田も引退する。大学、社会人を経てのプロ入りも一緒。04年のアテネ五輪では日本代表として同僚にもなった間柄で「寂しいけど、凄く頑張ったと思う。同級生としても活躍はうれしかった」と称え「去年、稲葉(元日本ハム)も引退したし、(47年会の)現役は西口(西武)だけになっちゃったね」と漏らした。

 引退会見は週明けに行われる。引退試合などのセレモニーも検討されており、「最後に(古巣に)呼んでもらって、自分の中ではいい結果で終えたと思う」と感謝した。

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2015年9月13日のニュース