ロッテ キャプテン・鈴木が殊勲の一振り!「手応えあった」

[ 2015年9月11日 22:10 ]

<ロ・オ>ファンに向かてガッツポーズする鈴木

パ・リーグ ロッテ4―3オリックス

(9月11日 QVC)
 ロッテの鈴木が終盤の勝負どころで適時打を放ち、チームを勝利に導いた。

 チームのキャプテンが熱く燃えた。1―1と同点で迎えた8回、前の回からマウンドに上がったオリックスの2番手・白仁田を攻めて2死満塁。この場面で打席には「みんなでつないだチャンス。何とかしよう」と鈴木。

 4球目のストレートをバットの芯で捉えると、打球はあっという間に右中間を割リ、3人の走者をホームに迎え入れた。「手応えはあったので、これは三塁まで行くぞと思い全力で走った」。塁上でガッツポーズを見せる背番号「7」に大歓声が送られた。

 笑顔はなかったが、試合後にマイクを向けられたヒーローは「最高です」とゆっくりうなずいた。自身の殊勲打で同日に試合のなかった3位・西武と2ゲーム差。「こういう試合をものにできたことはよかった」。昨季逃したクライマックスシリーズ(CS)進出に向け、鈴木は静かに闘志を燃やしている。

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