侍小久保監督 ヤク山田を二塁起用へ カープ菊池から“奪取”か

[ 2015年9月11日 05:30 ]

<ヤ・D>2回1死、ロペスの中堅に抜けようかという打球を軽快にさばく山田
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 11月に日本と台湾で初開催される国際大会「プレミア12」に出場する日本代表の1次登録45選手が10日、発表された。小久保裕紀監督はトリプルスリー達成を確実にしたヤクルト・山田や、同記録に迫るソフトバンク・柳田に「彼らがこの秋は中心になってくるのは間違いない」と期待。

 さらに、山田について「守備の評価も上がってきている。自分のところのポジションでという考えはある」と本職の二塁で起用する方針を明かした。

 昨年の日米野球、今年3月の欧州選抜戦では二塁手は12球団一の守備力を誇る菊池がレギュラー格。山田は主に一塁を守った。ただ、今季の山田は二塁手では12球団トップの守備率.990。「出られるのであれば、セカンドで出たい」と定位置奪取へ意気込んだ。

 指揮官は13年の就任から日本ハム・中田にこだわってきた4番についても流動的とした。「選考の中で中田を中心という考えには変わりはないけど、あとは西武の中村の状態がどうか」。今季は中村が本塁打、打点の2冠に立っており、大阪桐蔭の先輩、後輩での4番争いも注目が集まる。

 ▼広島・黒田(選考に残り)名前が挙がったのは選手としてうれしいけどシーズンが終わってからのこと。

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