岩隈、7回途中1失点の好投で今季7勝目 マ軍5連勝

[ 2015年9月7日 08:07 ]

アスレチックス戦に先発したマリナーズ・岩隈(AP)

ア・リーグ マリナーズ3―2アスレチックス

(9月6日 オークランド)
 マリナーズの岩隈久志投手(34)が6日(日本時間7日)のアスレチックス戦に先発し、7回途中まで1失点と好投し今季7勝目を挙げた。

 初回は1死から2番・キャンハに中前打を許したものの、後続を抑えて無失点の立ち上がりをみせた岩隈。その後も安定した投球で6回までスコアボードに「0」を刻んだ。

 味方打線の援護を受け、3点リードで迎えた7回、1死から6番DHのバトラーに中越えソロ本塁打を浴び失点。続くクリスプに左前打を打たれたところで降板した。6回1/3を79球、5安打3奪三振の1失点だった。

 当初は4日(日本時間5日)のアスレチックス戦に登板予定だった岩隈だが、ここ5試合のうち3試合で100球以上を投げていたことで、ロイド・マクレンドン監督が「数日間の休養を与えたい」として、この日の登板に変更された。そんな指揮官の“親心”に見事に応える好投をみせた。

 岩隈の降板後、小刻みな継投策に出たマリナーズ。8回に1点差まで詰め寄られたが、なんとか逃げ切った。チームは9月に入り負けなしの5連勝。岩隈は8月29日のホワイトソックス戦に続いて連勝を飾った。

 ▼岩隈の話 最近はバランスよく投げられていなかったので、それをしっかり修正しながら、低めに狙ったところに投げられたし、バランスよく投げられた。強く腕を振るというよりもしっかりコントロール、球速よりも切れというか、そういうのを意識しながら投げられた。自分の投球としては良かった。

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