巨人・岡本 土持ち帰らなかった聖地「戻るんだろうなと思って」

[ 2015年9月7日 05:30 ]

<D・巨>試合が中止となり球場を引き揚げる岡本

セ・リーグ 巨人-DeNA(雨天中止)

(9月6日 横浜)
 巨人・岡本が、8日からの阪神3連戦の舞台となる甲子園での奮闘を誓った。昨春のセンバツ1回戦の三重戦で1試合2本塁打を放つなど、2度出場した聖地を沸かせた高校通算73本塁打のスラッガー。

 「(甲子園に)戻るんだろうなと思って土も持ち帰らなかった」と思いをはせ、「チャンスがあればしっかり頑張ります」と誓った。前日のDeNA戦(横浜)で代打出場し、高卒1年目としては球団で93年松井秀喜以来22年ぶりとなる本塁打を、松井より4打席早いプロ3打席目に放った。一夜明けたこの日、多くの祝福メッセージを寄せられ「いろいろ言っていただいて感謝です。いっぱいきました。(数は)内緒です」と笑顔を見せた。

 この日は試合開始直前に雨が強くなり中止に。フリー打撃ではライナー性の打球で豪快な柵越えを放った19歳が、初めての伝統の一戦に臨む。

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2015年9月7日のニュース