ヤク館山 豪快!5年ぶり一発「振ったら当たった。まさかと」

[ 2015年8月30日 22:00 ]

<神・ヤ>4回2死一、三塁、館山は左越えに3ランを放つ

セ・リーグ ヤクルト11―8阪神

(8月30日 甲子園)
 打って投げて――。ヤクルトの館山が自ら5年ぶりとなる本塁打を放ち、5回1失点で4勝目を挙げた。1点を追う4回に味方打線が3点を奪い逆転に成功。なおも2死三塁で前を打つ8番・中村が敬遠された直後だった。

 「振ったら当たった。まさかという感じ。ピッチングがふがいない分、何とか食らいついていった結果」。初球、内角低め134キロの直球をすくい上げると、打球は左翼ポール際へ。高く舞い上がった飛球がゆっくりとスタンドに消えた。

 10年8月6日の横浜戦(横浜)以来となる5年ぶりのプロ2号。一挙7点のビッグイニングで大量リードを奪うと、5回を4安打1失点でお役御免となった。

 実に計7度の手術を乗り越えた今季。4四球で92球も初の中6日もクリアした。「内容的には褒められたものではない。5回いかなくてもつぶれるぐらいで投げた」と館山。悪いなりに執念の投球。首位・阪神との3連戦に勝ち越しゲーム差は1に迫った。

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