見せた「反発力」 初回先制許すも鳥谷二塁打&福留適時打で同点

[ 2015年8月30日 10:10 ]

<神・ヤ>初回1死三塁、福留が右前に同点適時打を放つ

セ・リーグ 阪神4-8ヤクルト

(8月29日 甲子園)
 猛虎打線が「反発力」を見せた。1点を先制された初回の攻撃は、じつに鮮やかだった。まずは先頭の鳥谷が石山の2球目のスライダーをとらえて、左中間を破る二塁打で出塁。大和の犠打で1死三塁とすると、福留が2ボールからカーブを叩いて右前適時打を放った。「外野フライでも点が入る場面だったので、気負いすぎないように打席に入った」。わずか7球で同点に追い付いて、試合の主導権を渡さなかった。

 首位攻防の第2ラウンドは8回に投手陣が逆転を許してまさかの敗戦も、“光”はある。鳥谷は7回にも左前打を放って2安打。2番・上本も9回に2ランと、猛虎打線の上位を担う3人のバットは湿っていない。頼もしい男たちが、きょうこそ勝利をたぐり寄せる。 

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2015年8月30日のニュース