巨人わずか3安打で勝利 原監督「見事なのか?ってね」

[ 2015年8月29日 21:36 ]

<巨・中>1回無死一、二塁、中前適時打を放つ巨人・坂本

セ・リーグ 巨人3―0中日

(8月29日 東京D)
 巨人は初回に中日の先発・浜田達の立ち上がりを攻めて2点を先制した。先頭の立岡が左前打で出塁すると、続く片岡は四球を選び、無死一、二塁から3番・坂本が中前タイムリー。4番の阿部も四球を選んで満塁とし、長野が空振り三振、アンダーソンが右飛に倒れて2死となったものの、村田が押し出し四球を選んだ。

 初回の攻撃について「見事な攻撃でしたね」と質問された原監督は「見事なのか?ってね。1、2、3、4…5、6…うー、7がよくあそこでボールを選んでくれてね。2点目っていうのが大きかったですね」と苦笑い。

 2回以降はノーヒットだったが、6回に阿部が右越えに12号ソロ。4試合ぶりの安打が貴重な追加点となり、指揮官は「どちらに運が転ぶか分からない展開で、慎之助の1本でこちらに傾いた」と称えた。

 結局、放った安打は中日と同じ3本だったが、巨人は無失点リレーで勝利を手にし、3カードぶりの勝ち越しとなった。

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