ソフトB 松田がボルトに負けない激走!「世界陸上に出たつもりで…」

[ 2015年8月29日 18:10 ]

<ソ・日>4回、2死二塁の場面で左越え本塁打を放った松田

 ソフトバンクが日本ハムとの競り合いを制して優勝へのマジックを19とした。

 4―4の同点で迎えた8回、ソフトバンクは2本の安打と四球で1死満塁と勝ち越しの好機をつくると、打席には4回に28号2ランを放っている松田。ファンは再びの快音を期待したが、5球目のフォークを引っ掛けて打球は遊撃正面への併殺コースに。しかし、懸命の走塁で一塁はセーフ。この間に三塁走者の今宮が生還し、これが決勝点となった。

 「チームのために全力で走った」。松田のそのコメントはいかにもチームのリーダーらしく、周囲をうならせるもの。しかしその直後に「いま世界陸上が開催されているが、100メートル決勝に出たくらいのつもりで一塁に走りました」と笑いを誘い、ムードメーカーである一面も見せていた。

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