ファウルボールで負傷のファン レッドソックス相手に訴訟

[ 2015年8月29日 16:52 ]

ファンに対してファウルボールと飛んでくるバットに注意を促すフェンウェイ・パークの表示板(AP)

 米複数メディアは28日、レッドソックスの筆頭オーナーであるジョン・ヘンリー氏(65)が同球団の本拠地フェンウェイ・パークでファウルボールに当たり負傷したファンから訴訟を起こされたことを伝えた。訴訟額は明らかにされていないが、医療費と負傷をしなければ(仕事をして)得られたであろう金額などを求めているという。

 メディアによると訴えを起こしたのは46歳の女性。昨季の6月に行われた試合において、バックネット後方で食事などが振る舞われる「EMCクラブ」と呼ばれるシートで試合を観戦中にファウルボールが顔に当たり、骨折以外に神経にもダメージを負ったとのこと。本来であれば、同シートには強度の高いガラスが張られているのが、事故時は改装中にために取り除かれていた。

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2015年8月29日のニュース