ヤク川端 首位打者の技!V打「おっつける意識だった」

[ 2015年8月27日 21:31 ]

<ヤ・巨>8回2死二、三塁、川端は先制の左前2点適時打を放つ

セ・リーグ ヤクルト2―0巨人

(8月27日 神宮)
 迷いはなかった。0―0の8回2死二、三塁で打席を迎えたヤクルト・川端はきっちり頭を整理して打席へ向かった。

 「(マシソンは)真っ直ぐの速い投手なんで振り負けないように心がけた。ヒットでいい場面だし、おっつける意識だった」

 代わったマシソンの内角直球に詰まりながらも、しぶとく逆方向の左前に落とす決勝の2点適時打。同僚の山田を抑え首位打者に立つ男がこの日、4打席目で放った初安打だった。

 7回まで打線はポレダの前に1安打のみ。連打でこの日、初めて三塁に走者を進めてポレダをマウンドから引きずり降ろした。

 「前半は凄く苦しい展開でピンチばかり。いつかチャンスが来ると思って待ちました」と振り返る。3位の巨人相手に同一カード3連勝は大きく、首位・阪神に2ゲーム差とした。

 28日からは甲子園でその阪神と3連戦。頼れる2番打者は「この1勝は大きいですね」と直接対決を見据えていた。

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