マエケン６年連続２桁勝利！エルド２戦連発Ｖ１１号！広島４連勝

＜広・神＞力投する広島先発の前田健
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セ・リーグ 広島２―０阪神

（8月27日 マツダスタジアム）
　リーグ４位の広島が首位阪神との投手戦を制して４連勝。先発の前田健が８回無失点で６年連続の２桁勝利をマークした。チームは借金を３に減らし、阪神とのゲーム差を４．５として優勝戦線に踏みとどまった。

　広島は２回１死からエルドレッドが２試合連続となる１１号ソロを放ち先制。その後は阪神先発の岩田に抑えられ追加点を奪うことができなかった。しかし投手が安藤に変わった８回、２死無走者から四球と安打で築いた一、三塁のチャンスに代打・松山の中前適時打で１点を追加した。

　前田健は初回、３回と先頭打者に安打を許しながら落ち着いた投球で後続を断つ。５回１死一、二塁の場面では岩田の投前バントを好フィールディングで併殺に打ち取りピンチを脱した。結局８回を散発の４安打で無失点、７三振を奪う力投でマウンドを降りた。

　阪神は広島と相性の良くない岩田が７回１失点と踏ん張ったが、打線が決め手を欠いて無得点に終わり、援護できなかった。