青木　頭部死球から７日ぶり復帰　９回に左前打！初回には盗塁も

パイレーツ戦の２回、二盗を決めたジャイアンツ・青木

ナ・リーグ ジャイアンツ０―４パイレーツ

（8月20日 ピッツバーグ）
　脳振とうで故障者リスト（ＤＬ）入りしていたジャイアンツの青木は２０日（日本時間２１日）、ピッツバーグで行われたパイレーツ戦で７日ぶりに復帰。「６番・左翼」で出場し、９回に左前打を放つなど３打数１安打１四球だった。チームは０―４で敗れて２連敗。

　青木は２回に第１打席で四球を選んで出塁するとすかさず二盗を決め、今季１３個目の盗塁を記録。４回は左飛、７回は空振り三振に倒れたが、４点を追う９回に先頭打者で打席に立つと３番手ワトソンの速球を捉えて左前へ運んだ。

　青木は９日のカブス戦で頭部に投球を受け、１２日のアストロズ戦に一度は出場したが、脳振とうの症状が出て途中交代。１３日にＤＬ入りしていた。

　▼青木の話　気持ち良くプレーできた。脳振とうの兆候も全くなかった。思ったよりボールは見えていた。（盗塁は）行けるチャンスがあれば行こうと思っていた。健康で野球ができることを、いつも以上にうれしく思った。