日本ハム・武田久 右膝手術へ 全治8週間…今季中の復帰は絶望

[ 2015年8月21日 08:04 ]

日本ハム・武田久

 日本ハム・武田久投手(36)が右膝の手術を受けることが濃厚であることが20日、分かった。球団関係者は「まだ何も決まっていないが、近いうちに方向性を決める」としたが、早ければ今月末に手術をする方針。全治8週間ほど要するため、今季中の復帰は絶望的となった。

 今季はキャンプから順調に調整を重ねていたが、3月に「左膝内側半月板損傷」と診断され、手術。5月に2軍で実戦復帰を果たしたが、9試合に登板し防御率6・00と思うような投球ができていなかった。ここ数年は右膝に慢性的な痛みを抱えており手術した左膝をかばってプレーすることで負担が増していた。

 過去3度のセーブ王に輝くなど、通算167セーブの守護神も昨季はわずか9試合の登板で、今季は1軍登板なし。契約は来季まで残しているとみられ、プロ14年目を迎える来季は選手生命が懸かるシーズンとなる。

続きを表示

2015年8月21日のニュース