近藤粘投も援護なし…7回に岸田3ラン被弾 福良代行「あと1本が」

[ 2015年8月21日 05:30 ]

<オ・ソ>7回二死一、三塁、柳田(左)に試合を決定づけられる3ランを浴びた岸田はぼう然

パ・リーグ オリックス1-6ソフトバンク

(8月20日 京セラD)
 今季を象徴するかのように、またも救援陣が踏ん張れなかった。ただ、最大の敗因は1得点に終わった攻撃陣。オリックス・福良監督代行が「前半にあれだけチャンスがあったのに。あと1本がね」と嘆いたように2回2死二、三塁、3回1死二、三塁と序盤の勝ち越し機をものにできず。この3連戦では1本の適時打も出ず、3カード連続での負け越し。指揮官も「近藤がよく投げてくれただけに」と歯がゆそうだった。

 先発の近藤は今季最多107球。6回まで1失点でしのぎ、味方の援護を待ったが7回1死満塁で降板。2番手・岸田が柳田に3ランを浴びるなどこの回5失点をベンチで見つめ「四球を出して、切り替えられずにそのまま終わってしまった」と肩を落とした。

 幸いにも3位ロッテも敗れてゲーム差7・5は変わらなかったが、これ以上のもたつきは命取りとなる。

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2015年8月21日のニュース