DeNA山崎康「いつもと違うマウンド」も新人最多タイ31S

[ 2015年8月18日 21:30 ]

<D・ヤ>新人最多タイ記録となる31セーブ目を挙げた山崎康

セ・リーグ DeNA3―1ヤクルト

(8月18日 横浜)
 DeNAの山崎康晃投手(22)が18日、横浜スタジアムで行われたヤクルト戦で今季31セーブ目を挙げ、90年に中日・与田がマークしたプロ野球新人最多記録に並んだ。

 3―1と2点リードの9回に登板。2万8966人の観衆が詰めかける中、「ヤスアキ」コールが響き渡る。記録がかかったマウンドだけに「ちょっといつもと違うマウンドだったので、力が入ってしまった」と山崎康。山田に中前打を許したものの、1回を1安打無失点に抑え「いつも以上に、このマウンドをうれしく思いました」と笑顔を振りまいた。

 山崎康は帝京高から亜細亜大を経てドラフト1位でDeNA入団。オープン戦で中継ぎとして結果を残し、抑えの三上が故障したため、クローザーに指名された。3月28日の巨人戦で初登板、同31日の広島戦で初セーブを初セーブを挙げた時に「小さな大魔神になる」とファンへ宣言したが、まさに有言実行。

 新人セーブ記録の更新は間違いないところ。この日も「シーズン初めに言った通り、チームを締める小さな大魔神になります」と改めて宣言する姿には、自信に満ちていた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年8月18日のニュース