マイコラス、95球で虎退治 記録づくめの10勝目に「気持ちいい」

[ 2015年8月18日 21:28 ]

<巨・神>声援に応える巨人・マイコラス

セ・リーグ 巨人8―1阪神

(8月18日 東京D)
 巨人のマイコラス投手(26)が18日、東京ドームで行われた阪神18回戦で記録づくめの今季10勝目(3敗)をマークした。

 95球の省エネ投球で、首位の阪神打線相手に9回をわずか1安打。巨人の新外国人としては初となる8連勝をマークしただけではない。巨人の新助っ人投手の2桁勝利はガリクソン、ガルベス以来史上3人目で、藤浪(阪神)に並ぶハーラーダービートップの10勝目と防御率1・83、勝率7割6分9厘はいずれもリーグトップとなった。

 6回2死まで1人の走者も出さない完全投球。大記録は「まったく念頭になかった。1回1回、1人1人しっかり投げようと思っていた」としながらも、記録ラッシュには「気持ちいい。歴代の外国人はいい選手がたくさんいたことを知っているので、それを聞いてちょっと驚いているが、その2人に並ぶことができて非常に光栄です」と笑顔を見せた。

 原監督はマイコラスの投球について「見事ですね」と一言。「6回、少し足を引っ張った」と村田のエラーで出した走者が坂本のエラーで生還と無安打投球のままマイコラスが1点を失ったことを悔やみながらも勝利の味をかみしめていた。

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2015年8月18日のニュース