自己最高12勝の大谷、好リードに感謝「開幕というつもりで投げた」

[ 2015年8月18日 21:58 ]

<ロ・日>9回2死一、二塁、高浜の代打・井口を三振に斬って取り12勝目を挙げた大谷

パ・リーグ 日本ハム6―0ロッテ

(8月18日 QVC)
 日本ハムの大谷がロッテを6安打完封、7回を除く毎回の12奪三振快投で自己最高の12勝目を挙げた。

 QVCマリンでの登板はプロ1年目の13年以来2度目、そのときは勝敗に関係なく4回5失点だった。この日は初回に最速159キロをマークするなど直球にカーブ、フォークなど変化球も制球よく抜群の安定感。得点圏に走者を置いた1、6、8、9回はきっちりと後続を断ってみせた。

 前回11日西武戦(西武プリンス)では8回2失点で岸とのエース対決に敗れ2連敗中だったが、うっ憤を晴らす快投、ロッテ戦は6月24日の旭川で完封しており、今季18イニング連続無失点となった。大谷は「きょうから開幕というつもりで投げました。市川さんがいいリードで丁寧な配球をしてくれた」と今季初の先発バッテリーとなった女房役に感謝しきりだった。

 昨年の11勝を上回る自己最多、リーグトップ独走の12勝目には「もっと伸ばせるよう頑張りたい。(チーム)落とせない試合ばかりなので全力で頑張りたい」とあくなき向上心を見せ、さらなる飛躍を誓っていた。

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