マー君 慈善活動参加 銃乱射事件の遺族と交流「続いていけば」

[ 2015年8月18日 09:45 ]

 米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手が17日、球団の慈善活動「ホープ(希望)ウイーク」に参加し、6月に米南部サウスカロライナ州チャールストンの黒人教会で9人の命が奪われた銃乱射事件の犠牲者の遺族と交流した。

 大学で野球をしているクリス・シングルトンさんは牧師でもあった母シャロンダさんを銃乱射事件で失った。田中ら選手はクリスさんとともに2001年の米中枢同時テロで崩壊したニューヨークの世界貿易センタービル(WTC)の跡地にできた超高層ビルの展望台で昼食をともにした。

 昨年に続き、慈善活動に参加した田中は「これからも(慈善活動が)続いていけばいい。選手が賛同する気持ちがなければ続かない。自分も一緒になって協力してやっていけたらいい」と話した。

 慈善活動を終えた田中はヤンキースタジアムに戻り、キャッチボールや打撃練習で汗を流した。(共同)

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2015年8月18日のニュース