オリックス ラミレス巡回アドバイザーと11月まで契約延長へ 

[ 2015年8月18日 05:30 ]

アレックス・ラミレス氏

 オリックスがアレックス・ラミレス巡回アドバイザー(40)との契約延長の方針を固めたことが17日までに分かった。

 6月末の就任時に結んだ9月末までの契約期間を11月までに延長。球団幹部は「若手選手の育成を引き続きやってもらいたい」と説明した。既に本人にも打診済みで内諾も得ているもようだ。

 巡回アドバイザー就任から約2カ月。各選手へのアドバイスも具体的で丁寧である点などが評価され、手腕が高く認められた。正式に契約延長が決まれば、10月の宮崎フェニックス・リーグや11月の秋季キャンプでも指導に当たり、より選手と接する機会は増える。11月以降に関しては現時点では未定ながら、来季へ発進する重要な秋季キャンプでも指導を任せることは、入閣の可能性が高まったと考えて間違いなさそうだ。

 チームは前日16日のロッテ戦に敗れて自力でのCS進出が消滅。リーグ2位に躍進した昨季からの急降下に球団内では育成への比重を高めるべきとの意見もある。今季は新人の西野や小田らレギュラー候補が誕生。将来の主軸育成やT―岡田の再生など課題は山積でラミレス氏の指導に寄せられる期待は大きい。森脇監督の途中休養で現在は白紙状態の来季組閣に関しても同氏の存在感は増していきそうだ。

続きを表示

2015年8月18日のニュース