早実6番も凄い!富田 2打席連発「とてもうれしい」

[ 2015年8月18日 05:30 ]

<早実・九州国際大付>4回1死二塁、早実・富田は2打席連発となる2ランを放つ

第97回全国高校野球選手権第12日・準々決勝 早実8―1九州国際大付

(8月17日 甲子園)
 表情をこわばらせた早実・富田は「ここに立てるとは思っていなかったので緊張してます」とお立ち台で大粒の汗を拭った。2回1死一塁で左翼ポール直撃の先制2ラン。

 さらに清宮の弾丸ライナー弾で沸いた直後の4回1死二塁は3ボールから右中間へ2打席連続アーチ。「2打席連発?初めて。これまでチームに貢献できていなかったので、とてもうれしい」。ここ3試合は目いっぱい長く握っていたバットを指1本分短く持ち、高校通算本塁打を22本に伸ばした。

 将来の夢に「南の島に住むこと」を掲げるほどの釣り好き。「ぼーっとしているのが好きなので」と、30センチを超えるアジを釣り上げたこともある6番打者は「野球ができることに感謝して、一つ一つのプレーをやっていきたい」と謙虚に言った。

 ≪史上初同日2人≫早実・富田が九州国際大付戦で、関東第一・長嶋が前日の中京大中京戦と興南戦で2打席連続本塁打。今大会の九州国際大付・山本に次いで32、33度目(30、31人目)。同じ日に2人がマークしたのは史上初。2試合にまたがった2打席連続は長嶋が4人目で、サヨナラ本塁打を含む連発は初めて。

続きを表示

2015年8月18日のニュース