広島、3位巨人に2差接近!福井8回途中1失点で自己最多8勝目

[ 2015年8月16日 21:25 ]

<広・D>広島の先発・福井
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セ・リーグ 広島7―2DeNA

(8月16日 マツダ)
 広島が相性の悪いDeNAに7―2で快勝、3位の巨人に2ゲーム差に迫った。プロ5年目の福井が7回2/3を3安打1失点で自己最多に並ぶ8勝目(3敗)を挙げた。

 広島は2回2死から田中が左前打で出塁し、続く梵の右中間への適時二塁打で1点を先制。3回には菊池の左越え8号ソロ、松山の右越え5号ソロと2本の本塁打で2点を追加した。

 先発の福井は3回まで1四球のみのノーヒットピッチング。4回先頭の山下幸に初安打となる右二塁打を許し、1死後に筒香に四球を与えて一、二塁のピンチを招いたが、ロペスを遊ゴロ併殺に仕留め、無失点で切り抜けた。

 福井は続く5回に先頭のバルディリスに右前打を許し、暴投と一ゴロで1死三塁とされて嶺井の二ゴロで1点を失ったが、その裏、味方が2死一、二塁から重盗を成功させて1点を加え、再びリードは3点に。6回には田中の6号ソロ、8回には新井の6号ソロなどでさらにリードを広げた。

 福井は6、7回も無失点に抑え、8回2死から乙坂に四球、山下幸に右前打されて降板したものの、救援した大瀬良が後続を断ち、9回にヒースが1点を失ったものの、福井はプロ1年目に並ぶ8勝目を手にした。

 今季ここまで12勝6敗と広島を得意としていたDeNAだが、先発のモスコーソが2本塁打を浴びるなど4回を5安打3失点。2番手の須田も一発を浴びるなど2点を失い、4番手の高橋尚も新井に被弾するなど2失点と踏ん張れず、打線もわずか4安打と振るわなかった。

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