和田 史上3人目の両リーグ1000安打「ここまで長くできるとは」

[ 2015年8月16日 15:33 ]

<中・巨>4回2死一塁 和田は右前打を放ち両リーグ1000安打を達成。花束を手にファンの声援に答える

セ・リーグ 中日―巨人

(8月16日 ナゴヤD)
 中日の和田一浩外野手(43)が16日、ナゴヤドームで行われた巨人戦で右前打を放ち、セ・パ両リーグでの1000本安打を達成した。大杉勝男、落合博満以来、史上3人目。

 2回の第1打席で中前打を放ち、節目の記録に王手をかけた和田は、1-1で迎えた4回の第2打席、巨人先発・大竹の4球目を右前に弾きかえして快挙達成。花束をわたされると、場内は祝福の拍手に包まれた。

 和田は西武時代の2007年、日本ハム戦で吉川から安打を放ち通算1000本安打。2008年に中日に入団後も安打を重ね、今年6月のロッテ戦で史上最年長となる42歳11カ月での2000本安打を達成した。

 西武からFAで中日に入団したのが36歳の時だっただけに「まさか、ここまで打てるという思いで(中日に)来ていなかった」と振り返った和田。「ここまで長くドラゴンズでプレーできると思ってなかった。ここで8年間プレーできていることが何よりうれしい」と感慨深げに語った。

 

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