関東第一、劇的サヨナラ本塁打で8強!東京勢 9年ぶり東西そろって準々決勝へ

[ 2015年8月16日 12:44 ]

<関東一・中京大中京>関東一・長嶋は左越えにサヨナラ本塁打を放つ

第97回全国高校野球選手権大会3回戦 関東一1―0中京大中京

(8月16日 甲子園)
 第97回全国高校野球選手権大会第11日は16日、第2試合で関東第一(東東京)と中京大中京(愛知)が対戦。投手戦となった試合は、9回に長嶋の左越えサヨナラソロ本塁打で関東第一が1―0でサヨナラ勝ち。準々決勝進出を決めた。

 西東京代表の早稲田実も準々決勝に進んでおり、06年の88回大会での早実と帝京以来、東京勢が2校そろってベスト8となった。

 9回1死から打席に入った長嶋は初球をたたき、打った瞬間それと分かる一撃で試合を決めた。5回まで関東一は無安打だったが、後半は徐々に中京大中京の上野をとらえ、最後に一発で決めた。オコエの再三の好守もあり、無失点でしのいだ。

 中京大中京は先発・上野が6回を除き毎回走者を出したが、決定打が出ず、好投の上野を援護できなかった。

 ▼関東第一・金子投手(2番手で5回無失点)すべての球種でストライクが取れた。楽しんで投げられた。

 ▼関東第一・鈴木捕手(中学時代にバッテリーを組んでいた中京大中京の上野について)自分が受けていたころよりも一段と球が速くなっていた。

 ▼中京大中京・高橋監督 流れがつかめないまま終盤にきてしまった。上野は気持ちが乗っていて粘り強く投げてくれた。

 ▼中京大中京・伊藤捕手(サヨナラ本塁打を許し)アウトコースの真っすぐを要求して勝負にいった。仕方がない。(上野は)延長でも戦えるような調子だった。

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