マーリンズ指揮官 イチロー残留の意向「チーム内で話が行われている」

[ 2015年8月16日 11:35 ]

日米通算4192安打として、スタンドの歓声に応えるイチロー (AP)
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 マーリンズのイチロー外野手(41)は15日のカージナルス戦で初回に右前打を放ち、日米通算4192安打としてメジャー歴代2位のタイ・カッブ(タイガースなど)の記録を超えた。

 マーリンズは第4の外野手としてイチローと契約したが、主砲スタントンのケガなどもあり、ここまで110試合に出場。エチャバリアの112試合に次いで、チーム内で2番目に多く出場機会を得ている。

 年齢を感じさせないパフォーマンスでチームに貢献するイチローの姿に感銘を受けているマーリンズは、快挙達成の試合後、この偉大なベテランが来季も自軍のユニホームに袖を通してもらいたいという意向を示した。

 ジェニングス監督も「チーム内でその話が行われていることは私の耳にも入っている」と球団がイチロー残留へ動いていることを認めた。「毎試合のようにチームに尽くして、自身もいくつかの偉業を成し遂げた。また、野球への取り組みはチームメートから敬意を集めている」。3カ月前は人事権を持つGM職に就いていた指揮官だけに、このコメントには現実味がある。

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