谷繁兼任監督 4投手の完封リレーに満足「いい試合だった」

[ 2015年8月15日 22:13 ]

<中・巨>6回、1死二、三塁の場面でエルナンデスのスクイズで生還した平田を出迎える谷繁兼任監督

セ・リーグ 中日3―0巨人

(8月15日 ナゴヤD)
 中日は4投手の完封リレーでチームの連敗を5で止め、谷繁兼任監督は「いい試合だった」と満足げに振り返った。

 試合は中日・浜田達、巨人・高木勇、両軍先発投手の投げ合いで5回までスコアボードに「0」が並ぶ展開。6回、浜田達は3つの四球で1死満塁のピンチを招いたが、代わった2番手・山井が1球で代打・阿部を併殺打に切って取り、見事な火消しを見せた。

 「経験を活かしていいピッチングだった」と山井を称える谷繁兼任監督は5四球と制球に課題を残したものの無失点の浜田達にも「粘り強く生きのいいピッチングを見せてくれた」と賛辞を送った。8回から登板して3者凡退で切り抜けた3番手・浅尾の投球にも「いい流れで9回を迎えられた」と終始納得の様子。

 あす16日はカード勝ち越しを掛け、巨人戦では2日に完封勝利を収めている若松が先発。「前回、完封という結果を残しているだけに相手も研究してくる。そこをうまく利用しながら攻めて欲しい」と指揮官は若き右腕に期待を込めた。

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