唐川、2回KOで3度目2軍降格…落合コーチ「根本的に体作り直せ」

[ 2015年8月15日 19:20 ]

<オ・ロ>2回に4失点した唐川(右から二人目)は、この回で降板する

パ・リーグ ロッテ0―6オリックス

(8月15日 京セラD)
 ロッテ先発の唐川が2回5安打4失点でKOされ、4敗目を喫した。試合後には今季3度目となる2軍降格が告げられた。

 成田高時代は日本ハム・田中(大阪桐蔭)、ヤクルト・由規(仙台育英)とともに「高校BIG3」として注目を集めた。当時は直球は140キロ台中盤だったが、今は130キロ台。4点を奪われた2回の先頭・中島にこの日の最速となる内角低めの135キロ直球を簡単に中前に運ばれた。初回にもルーキー・小田に許した左翼線二塁打は、初球の高めの135キロ直球を痛打された。直球は力もキレも欠いていた。

 「2回は力みがあって腕も振れなかった。悪循環に陥って、ベンチから見て立ち直る兆しがなかったんだと思う」

 昨季はプロ入り最少の4勝(9敗)に終わった。8年目の今季は5勝を挙げているが、防御率は6・32。落合投手コーチは「まだ26歳。根本的に体を作り直さなければいけない」と指摘した。「他の投手がみんな頑張っている。自分がいい仕事をすればチームももっと上にいけると思う。自覚をもってやっていきたい」と唐川。エース候補と期待され続けている右腕が正念場を迎えている。

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