九州国際大付、初の８強！山本功児氏長男・武白志が２試合連続３号

＜九州国際大付・作新学院＞６回２死、九州国際大付・山本は先制の左越えソロを放つ

第９７回全国高校野球選手権大会３回戦 九州国際大付２―０作新学院

（8月15日 甲子園）
　第９７回全国高校野球選手権大会第１０日は１５日、甲子園球場で３回戦４試合が行われ、第４試合は２年連続６回目出場の九州国際大付（福岡）が２―０で５年連続１１回目出場の作新学院（栃木）を下し、初のベスト８入りを果たした。

　巨人、ロッテで１３年間プレーし、ロッテで監督も務めた山本功児氏（６３）の長男で４番打者の山本武白志（むさし＝３年）が０―０で迎えた６回、２死走者走者なしで打席に入り、１ボールからの２球目を左翼スタンドに叩きこむ先制ソロ本塁打。山本は２回戦の大阪偕星学園（大阪）戦で２打席連続本塁打を放っており、２試合連発となる今大会３本目のアーチで主砲の大役を果たした。

　７回には、２死二、三塁から岩崎の中前打で１点を加えた九州国際大付。投げては１４人きょうだいの三男としても話題の左腕エース、富山凌雅（３年）が作新学院打線を９回７安打で完封し、同校初の８強という歴史に名前を刻んだ。