作新学院、強攻策実らず3回戦敗退 小針監督「送らず打つのが持ち味」

[ 2015年8月15日 19:13 ]

<九州国際大付・作新学院>甲子園に別れを告げる作新学院・倉井(左)と朝山

第97回全国高校野球選手権大会3回戦 作新学院0―2九州国際大付

(8月15日 甲子園)
 作新学院(栃木)は3年ぶりの8強入りを逃し、3回戦敗退となった。

 2回の1死一塁、3回の無死一塁でいずれも強攻策を取り、併殺打。5回の1死一、二塁でも送らず先制機を逃し、6回に本塁打で先制点を許すと、0―1で迎えた7回には1死一、二塁からこの試合唯一の送りバントを成功させて満塁としたが、あと1本が出なかった。

 小針監督は「思った以上に相手投手の直球のキレも変化球のキレも鋭かった。先頭打者が出ても、思うようにつながらなかった」と7安打零封された相手の左腕エース富山を称賛。

 送りバントを終盤まで使わなかったことについては「選手たちの打撃を信じて、これまでやってきた。送らずに打っていくのが作新学院の持ち味。それ以上に相手投手が良かった」と振り返った。

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